個人事業主なら社員を雇って助成金を狙おう

ITの世界では、デザイナーやプログラマなど、個人事業主として活躍している人も多いです。しかし、個人事業主として働いているだけでは仕事の幅も広がりませんし、何より国からもらえる助成金の対象とならないことが多いです。できるだけ国が行っている支援制度を利用したいのであれば、従業員を雇ってみるといいかもしれません。

たとえば、従業員を雇ってからその人を正規雇用したときには、国から助成金が支払われるのをご存知でしょうか。これは、キャリア形成促進助成金というものの一種であって、一人あたりにつき20万円から40万円ものお金を支払ってもらうことができます。

優秀な人に正社員になってもらって、さらに国からお金をもらえるのですから一石二鳥の素晴らしい制度です。仕事をバリバリこなしていきたいなら、こういった制度を利用するとより一層効率がアップして、事業規模を拡大していけます。

この制度には正社員登用コースだけでなく、人材育成コースというのもあります。人材育成コースというのは、社員のスキルアップのための訓練代を、国が一部負担してくれる制度のことです。社員の能力をアップさせることは事業規模のさらなる拡大にも繋がることで、社員本人のためにも利益になることです。デメリットがないぐらいですから、こうした制度はフルに使いたいものです。多い場合で50万円もの金額が助成されるため、利用している会社はたくさんあります。